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お知らせ

2022.11.27
[RIDERS CLUB Riding Party 袖ヶ浦出展]

11/26(土)袖ヶ浦フォレストレースウェイにて開催されましたライダースクラブ主催ライディングパーティーへブース出展を行って参りました。生憎の雨予報でしたが搬入時は雨も降っておらずこのまま晴れて欲しいと願っておりました。

サーキット走行への安全など、ライパさんらしいしっかりとしたブリーフィングが終わり、集合写真を撮った後にパラパラと雨が降り出し、その後大雨に。雷もなり始め数枠の走行後に走行会は中断となってしまいました。その間、各インストラクター陣の講習会が行われており、多くの参加者の皆さんも「雨ならでは」を楽しめたのではないでしょうか??

PROJECT AEGISの活動も残念ながら雨のためやや減少した参加者の皆さんとの交流が少ないかとも思われましたが、走行時間が減少したためにより、個々に濃いお話をさせて頂く事が出来、今求められているモノ、そしてサーキットを走行するという非日常空間の中で大切にしなければいけないモラルやマナーなどについてもお伝えする事が出来ました。

また、今回電動スクーターを持ち込み参加者の皆様の反応を伺いましたが皆さん非常に興味は持っている事がわかりました。まだまだ「充電環境」といった部分で踏み出せない方や電動バイクそのもののスペック不足による不満などについてお話させて頂きました。同じくブース出展されておりましたFANTIC様も電動スクーターを持ち込んでおり、そちらも試乗などを行い盛況のように見えました。

こうした現場での生の声を聞けるのは現場ならではと思いますし、非常にプロジェクトとしてはポジティブな走行会です。

電動バイク以外でも、やはり圧倒的に走行会参加者が気になっているのがエアバッグ。昨今ではレース参加者の内臓式のタイプが徐々に増えてきてはおりますが、走行会などエントリー向けのユーザーの皆さんにはまだまだのようです。

実際にエアバッグ装着率は非常に少なく、内蔵式のタイプを着用している方は数名でした。着るベストタイプのユーザーさんも若干名おりましたが、やはりまだまだ少ないように見受けます。

もちろん価格もそれなりに高価なものですし、通常のレース前提のサーキット走行と一般走行会では転倒率も違うと思います。「走行会じゃ転ぶほど走らないよ」というご意見も頂きました。しかしながらオートバイでサーキット走行をする以上、転倒は必ずしもゼロでは無く自身のミス以外にも追突や転倒への巻き込まれなど様々な要因があるのは事実です。万が一という事態と、リスク軽減のためにも備えあれば憂いなしを当プロジェクトとしても推進して行きたいと思っております。

それと先日、私共が主催しましたミニバイク走行会と比較し単純に思った事がサーキット走行前の車両チェックです。

各ディーラーさんがお客様と共に参加しているのであればある程度のサポートもあるかと思います。例えばタイヤウォーマーを前提としたタイヤでは空気圧管理は非常にシビアですし、自走のユーザーであれば尚更です。高速道路含む一般道とサーキット走行では大きく異なりますし、そういった情報の乏しさや作業を怠ることによって事故も増えます。

ライダーのミスによる転倒、そして何より防ぎたいのは車両トラブルの転倒です。オートバイの事故は転倒=死に直結する事も少なくありません。これは安全管理が徹底されているクローズドコースでも同じです。少しでもこのようなリスクを避けるためにも今一度装備/車両に対する安全意識を強く持たなければならないと思っています。

 

今回は大雨の中での走行でしたが、転倒も少なく終えた事に安堵しております。当プロジェクトの活動が少しでもオートバイユーザーの皆様の助けになれば幸いです。